57
私の衝撃体験。
友達の家に、女3人でお泊り。
一人ぐらしの1Kなので、皆 畳に雑魚寝。
私は玄関+キッチンに一番近いところに、玄関に背を向けるような格好で寝た。

・・・明け方くらいになった頃、背中に何かが触れる感触で目を覚ました。
寝ぼけながら、風が入って布団が揺れているのだろうと思っていた。
でもおかしい。
明らかに布団だけの感触では無い。
思わずぞっとして、ばっと振り返った。




58
男がいた。

正座をして、まさに私のほうに手を伸ばしていた。
後から考えて何より衝撃だったのは、同い年くらいの(20歳前後)
結構可愛い顔立ちの男の子だったことなのだが、
そのときはただもう恐怖で一杯で、思わず
「誰ですか!!!」と叫んだ。(この問いかけも謎だけどね)

男は一目散に逃げ出した。

私はとにかく慌てて、寝ている二人を叩きおこし、玄関にきっちり鍵をかけた。
二人とも寝ぼけていたが、半泣きで事情を説明する。

そのときだった。
キッチンの窓に人影が映ったのだ。


59
先ほど鍵をかけた玄関のドアノブを、ガチャガチャガチャ!!と激しくまわそうとしている。
この時点で、さっきまで「寝ぼけて見間違えたんじゃないの~?」と
半信半疑だった友人達も一斉に危機感を覚え、
明かりという明かりを全部点け、何人もいるこということをわからせるため
大きな声でしゃべりだした。

そうこうするうちに、カンカンカンと靴音をたてて男は階段を降り走り去った。(友人の家は二階)
そういえば、さっきは階段の音がしなかったと気づく。
男は、私に気づかれた後も、二階の廊下の端で待機し、
またすぐ戻ってくる機会を伺っていたことになる。


60
この後はもう警察を即効で呼び、
初めて指紋を取るところや床をでっかいライトで照らすところを間近で見た。
男の顔を見たのは私だけだったので、風貌を事細かに聴かれたのだが、
ああいうのって記憶がもうすでに曖昧になってしまっていて、
髪型すら的確に答えられないんだよね。

今では話のネタもできるけど、当時はほんと怖くて
しばらく暗いところや人気の無いところを歩くのが怖かったものだ。

まぁ、この場合悪かったのは、いくら3人もいるからって
玄関の鍵をかけわすれた無用心な私たちなんですけどね。。

それにしても、男はうちらを襲う様子でもなかったし、物も盗られてなかったし、
ただ背中を触られただけというのも不気味だった。

あと推敲してなくてわかりづらくてごめん。
>>59のドアノブまわそうとしてるのは男ね。







引用: 今まで生きてきて最も衝撃的だった体験 2度目