234
昨日体験した話で怖い話かどうかも良く解らんが…

昨日、裏高尾まで紅葉を見につうか軽いハイキング気分で出かけてきたんだが
そこの山道でキノコ取りに来ているおっさんと出会ったんですよ
で、俺も暇なもんだから色々とそのおっさんに食えるキノコと食えないキノコだとかアケビだとか教わっていると
藪の中から浮浪者みたいな婆さんが出てきてスジコ?みたいな木の実を差し出してきたんですよ
何かすんごくニカニカしながら「美味いから食ってみろ」的な事を繰り返し差し出してくるんで
「ん??」っと思いながらも、おっさんの知り合いかと思って受け取って振り向くと
おっさんが能面みたいな無表情になってるのよ
でもって婆さんは、と言うと満足したかのように藪の中に戻って行っちまったのよ
そしたらその瞬間、おっさんが俺の受け取った木の実を掴んで反対の藪の中にポイっ
「??」っと思いながら理由を聞くと「ヨモツヘグリだ」っと言って黙りこんで
それ以上聞ける雰囲気じゃなくなり有無を言わさず山を降りる事になったんですよ
その時は、あの婆が山の持ち主で木の実=京都の料亭のぶぶ漬けみたいなものなのかなぁ…
つまり、山の持ち主からとっとと帰れというサインを受け取ったのかと勝手に解釈したんだけど
見た事無い木の実だったから、気になって
今さっきおっさんが言っていた「ヨモツヘグリ」で検索かけたら「黄泉戸契」とか出てきちゃったという…

何か今更ながら動揺しているせいでテンションおかしくて読みづらな…





237
>>234
そのおばあさんもう氏んでるってことか。
コエー
死者の国の食べ物を食べるともう戻れなくなるというからな。
でもどうなるか食べてみて欲しかったけどw


238
>>234
ざくろ?
そのお婆さん、死者に関わる仕事でもしてて差別されてるのかな…。
まぁ、マジで死者の国の人で本当のヨモツヘグイなら食べなくて良かったね。


241
>>234
改めて読んでスジコってテンナンショウの実かなと思った。
今頃山歩いてると林の中なんかでたまに見かける。

ttp://eco.goo.ne.jp/nature/unno/diary/200702/1172394846.html
ttp://cant.air-nifty.com/photos/yasou/tennnannsyo.html

連レス、いやぁスイマセーン。


243
>>241
読んでいて、名前は知りませんでしたが、その写真の物かなと思ってました。
で、食べると何か問題有るのですか?
青酸系の毒があるとか?



245
>>243

>>241ではないけど、
子供の頃、何故か口に入れたことがあるw
なんか口の中で爆裂!ってぐらいの刺激があったなぁ
3日ぐらいずっと舌がピリピリしてて結構トラウマ

この実自体の味じゃなくて虫でも付いてたのかもしれないけど


250
>>243
マムシグサは毒草だそうだよ
食べなくて良かったね



251
234にカキコした者です
>>241さん!!
たぶんそれです!!
上の写真の粒をもっと密にした感じでした
あと果物っぽい甘い臭いとかは特にしませんでした

しかし毒という事は、あの婆さん何の恨みがあって俺に食わせようとしたんだろ…
あの一帯で無知な登山客に怪しい物食わせるちょっとアレな婆さんとして有名人で
おっさんはそれを知っていたって事なんだろか??
それともやっぱり素人には解らない何かの暗号とか…?
あと婆さん、幽霊だとしたら凄くリアルでした


249
今更だが
>>234のおっさん、そのばあさんが
氏んだ人だって知ってたんじゃねえのかな?
氏んだはずの人が出てきたから思わず固まっちゃったんじゃねえかな?
ってなんか思った。
氏んだ人が持ってきた食べ物=黄泉戸契なんじゃないかなって。


253
>>252
面白い説だねw

そうだとすると>>234がおじさんとのその後にヒントがある気がする。
実は最初から気になっていたんだが、気まずくなってから下山して別れるまで、
おじさんとなにを話したか憶えている?>>234
まさか最後まで無言だったってことはあるまい?


258
>>253
いや…もう、本当にそんな無駄話とかできるような雰囲気じゃなかったのよ
先にスタスタ歩いていかれて、偶に俺がちゃんとついて来ているか確認するように振り返るって感じ
その度に、何か言おう…っと思いながらも何を言ったら良いか解らず無言のまま数十分
その間した話といえば何使って何処へ帰るのかとかその程度
結局、一緒にバスに乗ったけどやっぱり殆ど無言で高尾駅で挨拶だけして別れた



277
>>234
異界の国の食べ物を口にしたら、もとの国へは帰れないんだよ・・・







引用: ∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part39∧∧