436: 本当にあった怖い名無し 2007/09/12(水) 12:16:16 ID:zYdgGAkq0
実怖「化粧道具のパフで顔をポンポンと撫でてくる霊」
金縛りは慣れっこだったけど、その時は何かがおかしかった。むせ返るような甘い香水の匂いに顔の見えない女。本当に思い出しても背筋が凍る――。
夜書くとこえーから今書く。
10年以上前の話だが未だに忘れられん。
学生で金の無かった俺は飲食店の2階を格安で借りて住んでいた。
ほぼ新築に近い感じで当時流行りのロフトもついてて結構気に入っていたんだが...
11月半ば深夜2時頃、ロフトで布団に寝っころがって漫画読んでたら
外の鉄の階段でカン...カン...って誰かがゆっくり上がってくる音がする。
もちろん2階には俺一人。
下の居酒屋は23時には閉まってるし
そんな時間に来るような友人もいない。
誰だ?っと思った瞬間金縛り。
寝てもいないのに金縛りにあったのはこれが最初で最後だったな。
しかも目開いてる。
ロフトの電気は点いてるし、そういうのは結構慣れてるから
来るなら来いやー!ぐれーに思ってたら、
なんか急に香水の甘ったるい匂いがしてきた。