村人を呪い喰う田舎の祟り神を爺ちゃんの家で封じてる話
日本の田舎に現代でも残る因習や風習には恐ろしい儀式などがあるそうですが、ある田舎では村人を呪い苦しめる祟り神を封印した地区があり、その祟り神の姿を見たものは呪い喰われると言われているそうだが――。
小学生の頃のある夏休み、おじいちゃんの家に泊まりました。
おじいちゃんの家はとても田舎で、標高の高い場所にありました。
おじいちゃんの家には毎年お盆に行っていましたが、
今年は父の仕事の関係上八月のはじめの土曜に行く事になりました。
いつもはみんなで行くのですが、今回は父と二人だけで行くようです。
金曜の夜中に家を出て車でおじいちゃんの家に向かいます。
そして朝6時くらいにおじいちゃんの家に到着しました。
おじいちゃんが家から出てきて私たちのことを歓迎しました。
その時、私は非常に眠かったことを覚えています。
それから夕方くらいまでおじいちゃんの家でスイカを食べたり、虫とりをして遊んだりしました。
夕方になって雨が降り出しました。
激しい雨でした。
夜8時、雨もすっかり止みそろそろ帰ろうかという時になって、
近所の人が帰り道である道路ががけ崩れで通れないということを伝えに来ました。
それから父とおじいちゃんは話し合っい、
父は明日おじいちゃんの家に車は置いたまま別の道から
別の交通手段で山を下りそのまま家に帰ることになりました。
そして私はおじいちゃんの家に残ることになり、
後から父が迎えに来るということになったのです。
なぜかおじいちゃんは私を泊めることを渋っていたようでした。