『猿夢』 2014年11月25日 カテゴリ:怪談 『猿夢』 私は、夢をみていました。昔から私は夢をみている時に、たまに自分は今夢をみているんだと自覚する事がありました。この時もそうです。何故か私は薄暗い無人駅に一人いました。ずいぶん陰気臭いを夢だなぁと思いました。 すると急に駅に精気の無い男の人の声でアナウンスが流れました。 それは、 「 まもなく、電車が来ます。その電車に乗るとあなたは恐い目に遇いますよ~」 と意味不明なものでした。 【『猿夢』】の続きを読む タグ :#電車#夢#猿#怖い話#有名
『邪視』 2014年11月25日 カテゴリ:怪談 『邪視』 これは俺が14歳の時の話だ。 冬休みに、N県にある叔父(と言ってもまだ当時30代)の別荘に遊びに行く事になった。 本当は彼女と行きたかったらしいが、最近別れたので俺を誘ったらしい。 小さい頃から仲良くしてもらっていたので、俺は喜んで遊びに行く事になった。 叔父も俺と同じ街に住んでおり、早朝に叔父が家まで車で迎えに来てくれて、そのまま車で出発した。 叔父は中々お洒落な人で、昔から色んな遊びやアウトドア、音楽、等等教えてもらっており、尊敬していた。 車で片道8時間はかかる長旅だったが、車内で話をしたり音楽を聞いたり、途中で休憩がてら寄り道したり、本当に楽しかった。 やがて目的地近辺に到着し、スーパーで夕食の食材を買った。そして、かなりの山道を登り、別荘へ。 【『邪視』】の続きを読む タグ :#邪視#怖い話#有名#山
『裏S区』 2014年11月25日 カテゴリ:怪談 『裏S区』 九州のある地域の話。仮だがS区という地域の山を越えた、裏S区って呼ばれてる地域の話。現在では裏とは言わずに「新S区」って呼ばれてるが、じいちゃんばあちゃんは今でも裏S区と呼んでる。まぁ、裏と言うのは良くない意味を含んでる。この場合の裏は、部落の位置する場所を暗に表してる。高校時代は、部落差別の講義も頻繁にあるような地域。そこでの話。(あくまで体験談&自分の主観の為、部落差別、同和への差別の話ではありません) 【『裏S区』】の続きを読む タグ :#裏S区#怖い話#有名
『パンドラ 禁后』 2014年11月25日 カテゴリ:怪談 『パンドラ 禁后』 私の故郷に伝わっていた「禁后」というものにまつわる話です。 どう読むのかは最後までわかりませんでしたが、私たちの間では「パンドラ」と呼ばれていました。 私が生まれ育った町は静かでのどかな田舎町でした。 目立った遊び場などもない寂れた町だったのですが、一つだけとても目を引くものがありました。 町の外れ、たんぼが延々と続く道にぽつんと建っている一軒の空き家です。 長らく誰も住んでいなかったようでかなりボロく、 古くさい田舎町の中でも一際古さを感じさせるような家でした。 【『パンドラ 禁后』】の続きを読む タグ :#パンドラ#禁后#怖い話#有名
『リアル』 2014年11月25日 カテゴリ:怪談 『リアル』 何かに取り憑かれたり狙われたり付きまとわれたりしたら、マジで洒落にならんことを最初に言っておく。 もう一つ俺の経験から言わせてもらうと、一度や二度のお祓いをすれば何とかなるって事はまず無い。 長い時間かけてゆっくり蝕まれるからね。 祓えないって事の方が多いみたいだな。 俺の場合は大体2年半位。 一応、断っておくと五体満足だし人並みに生活できてる。 ただ、残念ながら終わったかどうかって点は定かじゃない。 【『リアル』】の続きを読む タグ :#リアル#怖い話#有名#とり憑く