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私が中学生の時まで住んでいた集合団地の近くに空き家が一軒あった。
ただ、空き家と言っても、 人が住める様な状態ではなく、
家財道具などがひどく散乱したまま放置され、
外壁も半壊した、ほとんど廃墟の様な建物だったので道側からでも内部が丸見えだった。
私の学校 - 自宅までの行き帰りには、少し時間を短縮できる近道があって、ある時まで、
ずっとそこを使っていた。空き家は、「近道」を通る時には必ず目にする場所だった。
ある日、夕暮れ時にその道を一人で通っていた時、何気なく空き家を見ると中に人影があった。
反射的に立ち止まって見てみると、
その人物は子供用のおもちゃの小さなピアノ(?)の前に正座しており、
鍵盤らしき部分に両指を乗せ、まるで演奏している様なポーズを取っていた。
しかし指や腕を動かしたりして実際に演奏するという訳でもなく、その姿勢のまま固まっていて、
首をがっくりと前にうなだれさせて俯き、全く動く事なくそこにいた。
表情は見えなかったが、スーツの様な服を着た男の人だった気がする。
何だかすごく不気味に思えて、急いで走って家に帰った。
その奇妙な人影は結局、卒業までに3回見た。
ただ、空き家と言っても、 人が住める様な状態ではなく、
家財道具などがひどく散乱したまま放置され、
外壁も半壊した、ほとんど廃墟の様な建物だったので道側からでも内部が丸見えだった。
私の学校 - 自宅までの行き帰りには、少し時間を短縮できる近道があって、ある時まで、
ずっとそこを使っていた。空き家は、「近道」を通る時には必ず目にする場所だった。
ある日、夕暮れ時にその道を一人で通っていた時、何気なく空き家を見ると中に人影があった。
反射的に立ち止まって見てみると、
その人物は子供用のおもちゃの小さなピアノ(?)の前に正座しており、
鍵盤らしき部分に両指を乗せ、まるで演奏している様なポーズを取っていた。
しかし指や腕を動かしたりして実際に演奏するという訳でもなく、その姿勢のまま固まっていて、
首をがっくりと前にうなだれさせて俯き、全く動く事なくそこにいた。
表情は見えなかったが、スーツの様な服を着た男の人だった気がする。
何だかすごく不気味に思えて、急いで走って家に帰った。
その奇妙な人影は結局、卒業までに3回見た。
【【不気味な家】近所に廃墟の様な空き家が。中を覗くとおもちゃのピアノの前に人がいて、演奏するポーズで固まってた…後日また覗いたら、今度は同じポーズの人がもう1人増えていて…】の続きを読む