小学校裏の小さい神社である噂が立った。どうやら“コッカさん”と呼ばれている生き物が夕方になると神社に現れるといった話だった。好奇心旺盛な小学生なら皆こぞってその噂を確かめにいきそうなものなのだが、不思議な事に、なぜか誰も神社に近づこうとはしなくて――(おうまがタイムズ)
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初夏が近付くと思い出す話なんだが
俺が通ってた小学校の裏手に小さい神社があったんだ(今でもあるけど)
んで小三か小四の夏前から終わりにかけてある噂が立った
そこの神社にはコッカさんとかコッケさんだとか言う生き物がいる
夕方6時以降にその神社で遊んでいるとそれが現れる。
ただそれだけ。
そういう話を聞くと好奇心旺盛な小学生だから
「6時まで待ってみようぜ!」という奴が現れてもおかしくない
しかしこの時は誰もそんな奴はいなかった
「怖いから」とかじゃなく何故か近付いては行けない感じ
別に出会ったからといって「コロされる」とか「連れていかれる」というペナルティがあるわけじゃない(実際はどうか分からないが)
なのに6時になると神社には誰も近付かなかった
学校で七不思議を確かめるために学校中を徘徊していたような連中でさえも
俺が通ってた小学校の裏手に小さい神社があったんだ(今でもあるけど)
んで小三か小四の夏前から終わりにかけてある噂が立った
そこの神社にはコッカさんとかコッケさんだとか言う生き物がいる
夕方6時以降にその神社で遊んでいるとそれが現れる。
ただそれだけ。
そういう話を聞くと好奇心旺盛な小学生だから
「6時まで待ってみようぜ!」という奴が現れてもおかしくない
しかしこの時は誰もそんな奴はいなかった
「怖いから」とかじゃなく何故か近付いては行けない感じ
別に出会ったからといって「コロされる」とか「連れていかれる」というペナルティがあるわけじゃない(実際はどうか分からないが)
なのに6時になると神社には誰も近付かなかった
学校で七不思議を確かめるために学校中を徘徊していたような連中でさえも
【20年に1度“コッカさん”が神社に来て下界を観光、守護霊達がその間だけ結界をはるらしい】の続きを読む