731 04/09/15
13~4年前、俺は親元を離れて一人暮らしの大学生…という名のロクデナシだった。
自己愛性人格障害の父親に反発しつつも影響をモロに受けプライドばかり高く、
傲慢さを誇りと取り違え、感謝の気持ちを知らない鼻持ちならない奴だった。
そんなとき俺は交通事故を起こした。原付で90歳の爺さんにぶつけてしまった。
夜中とはいえ横断歩道を渡っていたのに直前まで気が付かなかったこちらのミス。
地元の名士だったらしく、集まってきた付近の住民たちが口々に俺を責め立てる。
救急車で運ばれる爺さん。オタつきながら俺はこう考えていた。
「これで前科者か?どうしよう…」「死んじまったら補償が…」下衆だった。どうしようもなく。
【「これで前科者か…」原付で爺さんにぶつかり、病院に・・が、処分は軽かった。その理由。】の続きを読む