おうまがタイムズ

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海にまつわる不思議・怖い話


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海怖「戦艦陸奥・戦艦筑波に現れた凶事の女」

第一話は「戦艦陸奥」、第二話は「戦艦筑波」に関する不気味で恐ろしい女にまつわる話です。

113 :第一話 2003/08/25 18:20
え~、いつも読んでいるだけではイカンと思い初めて書きこませていただきます。
みなさまのお口に合いますかどうか。

一時期常連だった模型屋の店長がえらい年寄りで、
聞けば旧海軍で軍艦にも乗っていたとのこと。
ああ、それでショーウィンドウにウォーターラインの軍艦が並んでるのね。
その店長から聞いた話。

乗っていた戦艦が瀬戸内海に停泊していた時のこと。
真夜中、夜衛の当番なんで見まわり時間を待っていたら、
自分の前に見まわりに出ていった新兵がガタガタと駆け込んでくる。
すわ、なにごとかと思えば新兵震えながら
「班長、出ました出ました!」と繰り返すばかり。


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792 :本当にあった怖い名無し :2005/09/07(水) 23:39:43 ID:MMyyqBzU0

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海怖「航海士が星空に包まれた海で出逢った謎の閃光」

星の美しい夜、 星あかりに照らされた海面を静かに見つめていると、静寂を破って突如訪れた閃光。まさか、アレは――!?

怖い話ではないが、不思議な話。

俺が昔、外国航路の貨物船の航海士だった頃の話。
その時俺は、豪州東岸で石炭を積んで、
日本の発電所に向かう途中だった。

星の綺麗な夜だった。
雲も殆どなく、海面も穏か。
当然視界も良好 数十キロ先まで見えてた。

俺は、二等航海士として、深夜0時から4時までの航海当直のため
フィリピン人の操舵手(以下、「相方」とよぶ)と二人で
船橋(せんきょう:船の操縦室。操舵室のこと)にいた。
周囲半径40kmくらいまで映るレーダーには、島影や他船の姿は無い。
もちろん肉眼でも、見張り用の双眼鏡を覗いても、
見えるのは星空と、星明りに照らされた海面のみ。
俺は、相方と前方を見ながら、他愛の無い雑談をしていた。

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281 :うしろにななしさん2005/06/13(月) 04:06:44 ID:N5nVvpZW0

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海怖「黒い歪な丸い物」

砂浜で見つけた黒い物、右に行ったり、左に行ったり――。

今から8年前、 
淡路島の五色浜へ同級生5人と海水浴&キャンプに行った

浜の松林の中にテント2つ張って、夕方まで泳ぎまくり、
夕食は定番のカレー&ヤキソバ作って食った
んで、零時過ぎてから就寝。
俺は疲れてすぐ寝たんだけど、いきなり体を激しく揺さぶられて起きた。
同じテントで寝てたAが「トイレ行きたい」と。

「あのなぁ~トイレぐらい1人で行って来いやぁ」

って、文句言うと寝てたと思ってたBも起きてきて

「俺も行きたいから3人で行こ」

トイレは工事現場なんかでよく見かけるタイプのやつで、
松林近くの海の家の裏に4基設置されてた。

んで、二人がトイレに入って俺はボーっと海のほうを見てた。

砂浜辺りまでは海の家の電燈の光が届いてて、ふと妙な物を見つけた。
波打ち際で黒い歪な丸い物が右に行ったり左に行ったり動いてる。


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海怖小話『バァチャンの力』『あとからくる怖さ』他2話

海にまつわる怖い話・不思議な話 短いけど興味深い話など4選


240 :第一話04/09/03 15:24 ID:ADMxIO8Z

幽霊は出てこないけど、ちょっと神秘な話。

亡くなったうちのバァチャンは昔から霊感があって、
これは娘であるオカンから聞いた話、
なんだけど・・・。

まだオカンが子供だった頃、
じいちゃんが兄貴(俺から言えば叔父さんね)を連れて海釣りに行ったそうだ。

だけど、バァチャンは二人を送り出してしばらくすると、
ぶるぶる震えだして、
「こりゃやばい。こりゃやばい」と言い出したんだって。

で、仏壇の前に座って、手を合わせて念仏唱えだしたらしい。
それを当時まだ子供だったオカンは横で見てたらしいんだけど、んもう手がね、
拝んでるバァチャンの手がガタガタ震えてるわけよ。
といっても普通にブルブル震えてるんじゃなくて、
明らかに誰かに振り回されるのを、
必死にバァチャンが押し止めようとしてる感じなんだってさ。
ブンブンって感じで。
「シャレなんね~」とオカンがおびえているところへ、
ずぶ濡れになったじいちゃんと叔父さんが帰ってきて、
「波に呑まれた。もう少しで氏ぬとこやった」と・・・。

当時を振り返ってオカンはこう語る。
「あれはオカアチャンの人徳のおかげや」
実際バァチャンの怪談話は怖いというよりもなんか、
微笑ましいのが多かったのも確か。

こんな嫁さんがいれば、一家安泰だろうな~なんて、
ちょっと羨ましく思う寂しい俺、彼女イナイ歴4年・・・。



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950 :リベリオン ◆1sbbp3Vb3o05/01/30 12:07:50 ID:vekrX/uc0

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海怖「未踏と思われる入り江と岬」

爺さんに忠告されたが、興味を抑えることは出来なかった――。

聞いた話しを投下。

電話会社に務めていたKさんはすごい釣り好きで、
同じ職場のDさんとよく夜釣りにいっていた。
地元のほとんどの釣り場を知っているKさんだが、ある時船釣りをしていたら、
知っている小さな漁村の近くに、未踏と思われる入り江と岬があるのを見つけた。

Kさんはそのあたりが何故かとてもよい釣り場のような気がして、
数日後にその漁村の知り合いの爺さんに、その岬と入り江に行ける山道を聞いた。
すると年配の漁師の爺さんは、「あそこは変だから行かないほうがいい」
と言って、なかなか抜け道を教えてくれない。

「何が変なのか?」とKさんが聞くと、

爺さんは、
「昔、山伏だか坊さんがいたところで、ドザエモンもあそこだけは避ける。
いい漁場だがとにかくおかしなところで、浜の奴は誰もあそこには行かない。
・・・・あー、昔行った奴がいて、
しばらく大漁だったが、頭がおかしくなって行かなくなっちまったよ。あんたらもやめとけ」

爺さんはそう言うと忙しそうに船に乗ってしまった。

Kさんはその場では一度引き上げたが、未知の釣り場に対しての興味は消えなかった。


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