950 :リベリオン ◆1sbbp3Vb3o :05/01/30 12:07:50
ID:vekrX/uc0

海怖「未踏と思われる入り江と岬」
爺さんに忠告されたが、興味を抑えることは出来なかった――。
聞いた話しを投下。
電話会社に務めていたKさんはすごい釣り好きで、
同じ職場のDさんとよく夜釣りにいっていた。
地元のほとんどの釣り場を知っているKさんだが、ある時船釣りをしていたら、
知っている小さな漁村の近くに、未踏と思われる入り江と岬があるのを見つけた。
Kさんはそのあたりが何故かとてもよい釣り場のような気がして、
数日後にその漁村の知り合いの爺さんに、その岬と入り江に行ける山道を聞いた。
すると年配の漁師の爺さんは、「あそこは変だから行かないほうがいい」
と言って、なかなか抜け道を教えてくれない。
「何が変なのか?」とKさんが聞くと、
爺さんは、
「昔、山伏だか坊さんがいたところで、ドザエモンもあそこだけは避ける。
いい漁場だがとにかくおかしなところで、浜の奴は誰もあそこには行かない。
・・・・あー、昔行った奴がいて、
しばらく大漁だったが、頭がおかしくなって行かなくなっちまったよ。あんたらもやめとけ」
爺さんはそう言うと忙しそうに船に乗ってしまった。
Kさんはその場では一度引き上げたが、未知の釣り場に対しての興味は消えなかった。

