海の怖い話『伊豆の夜の海で濡れたままベンチに座っている気味の悪い男』
友達と伊豆に旅行にでかけた。夜、宿泊しているペンションの入口にある防波堤を散歩していた時、 ベンチに俯いて座っている男と目が合った。男は夜にも関わらずウエットスーツで、しかも海からあがったばかりのように全身ずぶ濡れで――
自分が23歳の時に経験した話をします。
友達と伊豆のペンションに友達と2人で泊まりに行きました。
到着した時間も少し遅くて部屋で少しゆっくりしたらすぐに夕飯の時間(7時位)でした。
夕飯を食べて、部屋に戻って友達と二人で「夕飯足りないね」などと話をして、
下田まで出掛け何か食ってくる事にしたんです。
田舎のせいか夜になるとやってる店もそんなに無く
とりあえず電気のついてる居酒屋に入って飯を食べる事にしました。
少し酒も入り、腹も満足したのでペンションに帰りました。
車を置き「海でも見てみる?」という話になり
ペンションの前が人の通る道で防波堤で海って感じになっていたので
ペンションの入り口の目の前に防波堤を登る階段があったので向かいました。
ペンションでは楽しそうに家族で食事をしている人達やカップルの姿が窓から見えました。
と、入り口の横のベンチに人がいて俯いて座ってるのが見えました。
海の音を聞きながら夕涼みでもしてるのかな~と思って気にしなかったんです。
その人の近くに行った時にユックリ顔を上げて俺と目が合ったんです。