1
【AFP=時事】

アフリカに生息する、シロアリの強力な天敵のマタベレアリ(学名:Megaponera analis)は、 傷ついた仲間の兵隊アリを救助し、巣まで運んで「手当て」をすることが、
12日に発表された最新の研究結果で明らかになった。


 独ビュルツブルク大学(University of Wuerzburg)バイオセンターの研究チームが
米科学誌「サイエンス・アドバンシズ(Science Advances)」に発表した論文によると、
負傷した仲間に対するこの種の救助行動を昆虫界で確認できたのは、今回が初めてだという。

(略)

 戦闘中に傷を負ったマタベレアリは、救助信号となる化学物質を分泌して、仲間に助けを求める。

 傷ついたアリは、巣へと運ばれ手当てを受ける。
その多くは、アリにまだ食らいついたままのシロアリをはぎ取ることなどだと、論文の執筆者らは説明した。

 論文の共同執筆者、エリック・フランク(Erik Frank)氏は、
社会性昆虫にとっては通常、1匹1匹の個体にはほとんど価値がないと指摘する。

 だが、マタベレアリの場合は
「明らかに、救助活動に労力を投じることが、
コロニー全体に良い結果をもたらしている」と研究チームは述べている。

AFPBB News
http://www.afpbb.com/articles/-/3124963

4
働かないアリ、っていうのもいるらしいね。


5
救助信号となる化学物質を分泌するってそれは勝手に出るんかな
あえて出さないアリとかいないんか


10
>>5
人間が助けてーって叫ぶのも言い方を変えれば「救助を求めるための化学的信号」だよな


【【昆虫の不思議】傷ついた仲間を助けるアリ、巣に運び手当まで!アフリカで初観察】の続きを読む