2019/12/20(金) 21:18:00


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1 2019/11/30(土) 19:04:19.65 ID:JYjbjYXBd
大嘘にも程があるやろ
【【えぇ!?】6秒我慢すれば人の『怒り』は収まる←コレwwwwwwww】の続きを読む
※ Detroit開発者「日本人プレイヤーは圧倒的に共感能力が高い。他の国の倍以上数値」
https://www.gamer.ne.jp/news/201909170030/
――アジアの中でも日本だけ特殊ということですが、例えば「Detroit: Become Human」のフローチャートからわかる日本人特有の傾向とかはありますか?
デヴィッド:日本の特色というのは、フローチャートでも確かにあります。まず一番にくるのは、共感能力です。選択肢において、共感を必要とするチョイスは、日本人がぐっと高いんですよ。それは、アンドロイドの立場になって共感するのも、人間の立場から共感するのも同じ傾向です。
――なるほど、必ずしも自分が操作するアンドロイド側にだけ共感するわけじゃないんですね。
デヴィッド:そうです。例えば、エンディングのほうでカーラがバスのチケットを見つけるシーンがありますが、あのチケットの持ち主は赤ちゃんがいる若い人間の夫婦じゃないですか。
カーラがチケットを手にしたあと、その夫婦が戻ってきてチケットをなくしてしまったと取り乱す場面で、夫婦にチケットを返すかどうかという選択肢が出現するわけですが…大抵の国では、チケットを返すのが大体40%、自分のものにしてしまうのが60%くらいなんです。
なのに、日本は85%が返すんですよ。他の国の2倍以上の人が、人間の夫婦のほうに同情をして、チケットを返してしまうんです。
――しまった、私は毎回あそこで返さないほうを選んでしまう日本人です(笑)。
デヴィッド:oh…(笑)。でも本当におもしろいですね。他者への思いやりを示すところとか、非暴力的なところとか、そういうチョイスに関して日本の人は本当に高い傾向を示すんです。他の国とは全然違う、日本唯一の特色なんですよ。
また、日本人は、アンドロイドに何か重要な選択を任せるかどうか、というところでも抵抗感がないようです。例えばメニュー画面でクロエが色々と語り掛けてきますが、クロエの語る言葉への共感、そして彼女に言葉に耳を傾けるかなども含めて、日本人は世界的に見て高い傾向を示します。
それ、本当にやりたいですか?
「見せかけの達成感」に騙される
ツイートを共有する、フェイスブックを更新する、インスタグラムに写真を載せるといった行動は「時間クレーター」の元凶だ(「時間クレーター」とは、一瞬の時間を使うだけと思ってすることが起こす大きな時間のロスのこと。たとえば、数秒しか要しないつもりでツイッターでつぶやいても、そこからほかのツイートを見たり、しばらく自分のツイートへの反応を気にしたりして、結果的に30分以上の大きな時間ロスにつながることになる。『時間術大全』参照)。
だが、それらが危険な理由がもう1つある。そうしたことをすると、「見せかけの達成感」を得られるのだ。
ネット上のやりとりにコメントすると、何かをやり遂げたような気になり、「仕事をしたぞ!」と脳が知らせてくる。
だがネット上のコメントは、100個のうち99個までが取るに足りないものだし、それなりの代償を伴う。つまり、本当にやるべきことに費やしていたはずの時間と労力が奪われるのだ。見せかけの達成感は、やるべきことに集中する妨げになる。
(略)
以下、ソース
https://diamond.jp/articles/-/205248
https://dot.asahi.com/dot/2019053100037.html?page=1
鴻上尚史の人生相談。高校時代、趣味のアニメグッズを母親に勝手に捨てられた恨みがいまだに消えず、
優しくできないという53歳の男性。老い行く両親への怒りをなくしたいという相談者に鴻上尚史が勧めた、
恨みを相対化できる唯一の方法。
【相談32】 親への長年の怒りがおさまりません(53歳 男性 薫ラバー)
僕は小学生ぐらいからアニメが大好きなアニメオタクです。基本は2次元の世界が大好きで、アニメを見ていれば満足。
貯めたお小遣いで好きなビデオを買ったり、フィギュアを買ったり(あの頃、唯一好きな3次元でした)するのが楽しみでした。
ですが、母親はそんな僕の趣味を嫌っていました。「そんな趣味、恥ずかしいから捨てなさい」と言われ続けましたが、
「お小遣いとバイトで楽しんでいるんだから関係ないだろ」と言い返していました。
高校2年のある日、家が引っ越すことになりました。僕はフィギュアやビデオを、プチプチを使って、すべて丁寧にくるみ、段ボールに詰めました。
ところが、新しい家に着いたら、そのビデオやフィギュアたちが段ボールごとなくなっていたのです。
母親に問いただすと「来年受験なのに、あんな趣味続けてる場合じゃないでしょ」と開き直っています。
父は母に「勝手に捨てることないだろ」と言いながら、「まあ、お前もあの趣味じゃ女にもてないぞ」と。軽くあしらわれました。
本当にショックで、あの時は、憤りと怒りで狂いそうになりました。そのあと家族と3カ月は口をききませんでした。
僕は現在53歳です。結婚して妻と二人で暮らしています。やっぱり母の思惑どおりにはアニメ好きはなおらず、
妻もアニメ大好きなので、一から買いなおしたアニメとフィギュアを心置きなく部屋に飾っています。
両親はだいぶ年老いてきて、もうそろそろ介護が必要になるかもしれません。問題は、高校生の時にビデオやフィギュアを
捨てられた怒りがまだおさまらないということです。
いまでも当時を思い出すとあの時の激しい怒りの記憶が蘇るのです。どうしても両親にやさしくできず、実家にもあまり足がむきません。
母親からは冷たい息子だとなじられます。自分でも、自分は執念深いのかもしれないと思います。
恨んでいるのも実は疲れるし、これからの介護を考えると、おきたいです。どうしたら、両親へのこの長年の恨みをなくすことができるでしょうか。
鴻上さん、どうかお知恵をお貸しください。
【鴻上さんの答え】
薫ラバーさん。薫ラバーさんは、「いまでも当時を思い出すとあの時の激しい怒りの記憶が蘇る」ということは、
母親にちゃんと伝えましたか? 53歳になっても、あなたを許すことはできないんだという気持ちは、正直に話しましたか?
母親の行動を止められなかった父親も、いまだに許してない、ということを伝えましたか?
捨て台詞でもなく、喧嘩腰でもなく、ちゃんとじっくりと、「あなた達の行動をいまだに許せないんだ。高校生の僕にどうしてそんなことをしたんだ?」
「アニメのどこが恥ずかしいんだ?」ということを話し合いましたか。
もし、とことん話しているのなら、僕にはもう、薫ラバーさんに対するアドバイスはありません。それでも、恨みが晴れないのなら、
しょうがないとしか言いようがありません。
でも、もし、とことん話し合ってないのなら、ただ母親が「あの時はごめんね」だけですませているのなら、そして、
それでは薫ラバーさんが納得できないのなら、「どうして高校生の息子を、一人の独立した人格として見られなかったのか?」
ということを、徹底的に話し合うべきだと思います。
(略)
薫ラバーさん。どうかこの機会に母親ととことん話してみて下さい。それが、怒りの感情と向き合う唯一の方法だと思います。