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小学生の頃、山奥に住んでた俺は一人だけバス通学だった。
ある日、間違ってバスを途中で下りてしまい、いつも帰宅ルートを半分程歩いて帰るハメになった。
舗装道路は一本なので迷う事は無かったが、周囲には民家も無く、まず人も通らない。
しかも、道路は急な傾斜を腸の様にクネクネ曲がりながら続く上り道で、体力的にもキツかった。
俺は半泣きで歩き続けたが、坂を上り切った頃には完全に日が暮れていた。
坂道を上り切ると、あとは平坦な道を進むだけだったが、それでも長い道のり。
もう完全に泣いていたが、俺は泣き声が山に響いて怖いので、必氏に堪えながら歩き始めた。
道沿いの電柱には、ポツポツと外灯が光っていたが、周りはほとんど暗闇だった。
歩き出そうとした俺は、そこで道路脇にある小さなお堂に気付いた。
道路の両脇は高いススキが生えていて、お堂はススキの奥の方に立っている。
バスに乗っていた時は気付かない位置で、見つけたのはその時が初めてだった。
月明かりでぼんやり浮かぶお堂は、子供心に恐怖を感じさせるもので、
俺は疲れた足のままお堂から離れようと歩き出した。
すると、お堂から「キィ~」と扉の開く様な聞こえた。
もうお堂を見るのも怖く、離れよう離れようと思ったが、足は疲れて思う様に動かない。
多分、悲鳴みたいな声を上げていたと思う。
恐怖のズンドコにいた俺を救ったのは、頭を優しくポンポンと撫でる手だった。
ある日、間違ってバスを途中で下りてしまい、いつも帰宅ルートを半分程歩いて帰るハメになった。
舗装道路は一本なので迷う事は無かったが、周囲には民家も無く、まず人も通らない。
しかも、道路は急な傾斜を腸の様にクネクネ曲がりながら続く上り道で、体力的にもキツかった。
俺は半泣きで歩き続けたが、坂を上り切った頃には完全に日が暮れていた。
坂道を上り切ると、あとは平坦な道を進むだけだったが、それでも長い道のり。
もう完全に泣いていたが、俺は泣き声が山に響いて怖いので、必氏に堪えながら歩き始めた。
道沿いの電柱には、ポツポツと外灯が光っていたが、周りはほとんど暗闇だった。
歩き出そうとした俺は、そこで道路脇にある小さなお堂に気付いた。
道路の両脇は高いススキが生えていて、お堂はススキの奥の方に立っている。
バスに乗っていた時は気付かない位置で、見つけたのはその時が初めてだった。
月明かりでぼんやり浮かぶお堂は、子供心に恐怖を感じさせるもので、
俺は疲れた足のままお堂から離れようと歩き出した。
すると、お堂から「キィ~」と扉の開く様な聞こえた。
もうお堂を見るのも怖く、離れよう離れようと思ったが、足は疲れて思う様に動かない。
多分、悲鳴みたいな声を上げていたと思う。
恐怖のズンドコにいた俺を救ったのは、頭を優しくポンポンと撫でる手だった。
【【謎】白い毛玉から女性の腕が!?中を覗くと浮世離れした美しい女…「兵隊さんになったら、私を思い出しなさい」】の続きを読む