沖縄の心霊スポットには、
「戦争の悲劇にまつわる話」と「時空移転・異世界にまつわる話」が多いようです。

時空移転というと、「ニライカナイ」という沖縄県各地に伝わる他界概念のひとつがあります。
基本的には「海のかなたの楽土・聖地」を意味するそうですが、
ニライカナイは「異世界」であり、空間が歪むという説もあります。

この時空にまつわる心霊スポットの一つに、「空間的に消える廃墟」というものがあります。
それが「嵐山の消える廃墟」です。
なぜ、空間的に消える廃墟と言われるのか。まとめると、このようなことなのかもしれません。

その廃墟は、昔、普通の家族が暮らす、一軒家でした。
しかし、家では斧での一家惨サツ事件がおこりました。
交際相手の男が斧で彼女を含めた一家を全員コ口してしまったそうです。
(男女関係のもつれから激昂した夫が斧で一家心中を果たしたという説もあります)
その後、その家は放置され廃墟となっていったそうなのです。

そして、ここからが不思議話。嵐山の消える廃墟と言われる由縁。

この廃墟に行った人達は、このように言っているそうです。
『そこには一家のものと思われる、血の足跡があった』
また、廃墟を写真撮影できたという人によると、
『写真には惨サツされた家族の霊が写った』と言っているそうです。
そして、この人達には共通点があります。
それは『水曜日に廃墟を見た』ということ。

また、ある人達は、このように言っているそうです。
先述した方達が撮ったものなのか、作成したものなのかはわかりませんが、
『その廃墟の写真や、場所を示す地図があるので、間違いなく存在するはずなのに、
いくら探しても、どーやっても廃墟自体が見つけられない』と言うのです。

間違いなく廃墟の場所はわかっているのに、探しても見つからない。
しかし水曜日にだけ廃墟を見つけることができた人がいる。

沖縄で語られるニライカナイ。
ニライカナイは人間たちが暮らす世界と同じ水平に存在する異世界と論じる方がいらっしゃいます。この廃墟周辺の空間が揺らぎ、廃墟ごと時空移転している可能性。これが『嵐山の消える廃墟、空間的に消える廃墟』と言われる、所以なのかもしれません。

もしかしたらこの廃墟は、ある日を境に異世界にとばされてしまった。
しかし水曜日にだけ異世界からこちらの世界に繋がる一瞬がある。
この一瞬に立ち会うことができた人だけ、廃墟に辿り着くことができる
…かもしれません。



【沖縄県の心霊スポット、廃墟のまとめ ※解説と評価付き】の続きを読む