おうまがタイムズ

怖い話や都市伝説などの他オカルト全般をまとめています。心霊、意味怖、洒落怖、実話恐怖体験談や管理人の気になる情報を毎日更新しています。

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海怖小話『海の無い県で起きた不思議な出来事』『くねくねっぽいのを見た』

凶事を招くというくねくね。くねくねは遠くから眺める程度では問題は無いが、詳細が見え、それが何者であるかを理解すると、途端に精神に異常を来たす。ひどい場合には命まで奪われるという。くねくねは海での目撃談もあるため、みなさんも海に出かける際にはお気をつけください――。  


879: 第一話 2008/05/31(土) 18:06:53 ID:E542AskL0

私は産まれも育ちも海の無い県なんです。

小学校低学年の初夏のある日、
自転車で家の近所の両側生垣の道を曲がったら、いきなり海でした

広がる砂浜に砕け散る白い波、青い空・・・
あまりにびっくりしてすぐに家に帰って

「海が!海があるんだよ!!!」

と婆ちゃんに訴えるも、当然全く信じてもらえず、
「外に出る時は帽子かぶりなさい」と怒られました。

何か証拠を持ってくればよかったと後悔して戻ったけど、
そこはいつもの田舎道。

二度と海につながる事はありませんでした。


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海怖小話『波の音、夢か現実か』『おじさんは海の神様?』

大荒れの海に現れたおじさん。とても人が泳げるような状況ではなかったのに、どうしてあんなにスイスイ泳いでいたのか――。


301: 第一話 2007/12/14(金) 10:59:21 ID:5aaufQLoO

通っていた大学は海のそばだった。
海で遊んだり話したりをしょっちゅうしていたが、
ある時「結構この海、でるんだって」と聞いた。
戦時中に亡骸がおいてあったとかそういう話。

その晩、夢を見た。
小さな子供達が目の前で砂に埋まっていく。

子供達はずっと歌っている。
♪○○は砂の味 息をしても砂~♪
詳しくは忘れた。波の音が聞こえていた。

息苦しさに目をさますと波の音だけしていた。
だけどおかしい。
私のアパートは海から離れていて
波の音など聞こえるはずはないのだから。
そのことに気付くと波はやんだ
思い出したら怖くなった


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海怖小話『バァチャンの力』『あとからくる怖さ』他2話

海にまつわる怖い話・不思議な話 短いけど興味深い話など4選


240 :第一話04/09/03 15:24 ID:ADMxIO8Z

幽霊は出てこないけど、ちょっと神秘な話。

亡くなったうちのバァチャンは昔から霊感があって、
これは娘であるオカンから聞いた話、
なんだけど・・・。

まだオカンが子供だった頃、
じいちゃんが兄貴(俺から言えば叔父さんね)を連れて海釣りに行ったそうだ。

だけど、バァチャンは二人を送り出してしばらくすると、
ぶるぶる震えだして、
「こりゃやばい。こりゃやばい」と言い出したんだって。

で、仏壇の前に座って、手を合わせて念仏唱えだしたらしい。
それを当時まだ子供だったオカンは横で見てたらしいんだけど、んもう手がね、
拝んでるバァチャンの手がガタガタ震えてるわけよ。
といっても普通にブルブル震えてるんじゃなくて、
明らかに誰かに振り回されるのを、
必死にバァチャンが押し止めようとしてる感じなんだってさ。
ブンブンって感じで。
「シャレなんね~」とオカンがおびえているところへ、
ずぶ濡れになったじいちゃんと叔父さんが帰ってきて、
「波に呑まれた。もう少しで氏ぬとこやった」と・・・。

当時を振り返ってオカンはこう語る。
「あれはオカアチャンの人徳のおかげや」
実際バァチャンの怪談話は怖いというよりもなんか、
微笑ましいのが多かったのも確か。

こんな嫁さんがいれば、一家安泰だろうな~なんて、
ちょっと羨ましく思う寂しい俺、彼女イナイ歴4年・・・。



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748 :うしろにななしさん04/11/30 21:34:17 ID:EluhZGhh

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海怖「出会えて良かった…異世界に交わる海」

あの時、何か間違っていたら二度と出会えなかったのかもしれない――。

実話です。
大学の合宿寮が海の近くにあるのですが、
サークルに入ってない者も予約をすれば利用できるので、夏休みに友達四人で行きました。
その寮は前から「でる」という噂があって、なにか体験できないかという期待もありました。

しかし、夜中になっても恐ろしい出来事が起こることもなく、
かと言って大人しく眠る気にもならずみんなで海に出ることにしました。
しばらくじゃぶじゃぶ遊んでいたんですが、
夜の真っ黒な海では、自分が上を向いているのか、
下を向いているのかもわからないほど方向感覚が狂い、
危ないから帰ろうということになりました。

声を掛け合い、四人全員いるのを確かめてとぼとぼ寮まで戻ったのですが、
門のところでそれまで一番後ろを歩いていたはずのAがいないことに気がつきました。

おかしいと思い名前を呼びながら寮の周りや来た道を
少し探して歩いたんですが見つかりません。
海と寮はほぼ一本道なので迷うはずもなく、
もしや海に置いてきたか!? と慌ててみんなで浜に戻りました。

海辺にAの姿はなく、大声で呼んでもなにも聞こえません。
たまたま浜を歩いていたおっさんに、こんな感じの男を見なかったかときいても
「見とらんなぁ。友達がおらんのか?夜中の海はひっぱられるからあかんぞ。あきらめるしかないわ。今やったらまだ近場に沈んどるかもしれんが。」と言われる始末。

で、これはヤバイ!とみんな真っ青になり、
海に入って探すと言い出した一人をなだめて、
警察に連絡しようということになったのですが、
たまたま誰も携帯を持って来ていなくて大急ぎで寮に戻りました。
そりゃもう全速力で。

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