おうまがタイムズ

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祈祷師

人を呪わば穴2つ、という言葉がありますよね。

呪いを返されれば、自分もそれなりの覚悟をしなくてはいけません。
例え、自覚がなくても。

これは私の母の話。

母の実家は福岡にあります。
その昔は福岡県を流れる某川沿いで、
運搬業の方を対象とした宿を経営していました。
母が生まれた頃には既に宿の経営はしておらず、
お客さんを泊める棟に祖父母(私から見た曾祖父母)、
母屋の半分を母一家で使用していました。
そして、母屋のもう半分は安価で貸していました。

母が中学生の頃、ある母子家庭がそこを借りたそうです。
子供は母と同じか1つ上くらいで、大人しい男の子だったそうです。
元々母と叔父(母の兄)は人見知りだったこともあり、
あまり親しくはしていなかったらしいです。

隣人が住み始めてから少し経ったある日、
学校から帰ってきた叔父が洗面器から溢れる程の鼻血を出して倒れました。
救急車で病院に運ばれて検査を受けた結果、
胃に癌と思われる影があるということでした。
ただ、色々と不審な点も多いので、叔父はそのまま検査を兼ねて入院。

また、その数週間後、学校でテストを受けていた母が気分を悪くして早退しました。
その晩のうちに激しい嘔吐を繰り返し、高熱を出して倒れ、病院に運ばれました。
検査の結果は不明でしたが、
しばらくは自宅で安静にするようにと言われたらしいです。

【【戦慄】隣にある母子家庭が住み始めてすぐ、家族が倒れ不幸が続くように…祈祷師に見てもらうと『…呪いを返しますか?より強く相手は呪われますが』祖母の出した “答え” は・・・】の続きを読む


マセラティおじさん

それはある事故から始まった。そこには見知らぬおじさんがいて、警告を無視した僕は命を狙われ、この世の理を揺さぶるかのような異常な出来事に巻き込まれてしまう。おじさんは全てを知っているようで、僕は不安ながらも共に行動することにしたんだ。何故かおじさんは懐かしい感じがする━━。



320: ◆J3hLrzkQcs 2007/01/26(金) 17:58:36 ID:3YqwWs8A0

「このことは話すな。」

そう言われていたけれど、もう時効だと思うので、書きます。

僕は、幼いころに両親が交通事故で亡くなってしまったので、
叔父のところに養子に出されました。
しかし、叔父は僕の存在をあまり快く思ってないみたいで、
僕を塾に行かせることによって、
出来るだけ家に僕を置くのを避けていました。

きっかけは中2の夏。

進学塾の授業が終わり、外に出ると辺りは真っ暗。
僕は、電灯の明かりを頼りに、歩きながら家路に向かっていた。
すると自分の数十メートル先を歩いていた女性に、いきなり車が突っ込んできました。
一瞬の出来事なのに、その瞬間スローモーションのようになったのを覚えている。
すさまじい音とともに、空中に舞うフロントガラスの破片。
ぶつかった衝撃で、脚がありえない方向に曲がりながら、吹き飛ばされるOL。
そして反対側の民家の垣根へと吸い込まれるように消えていった…。

呆然と、事の成り行きを見届けた後、
こりゃ一大事と思い、事故現場に駆けつけてみる。
ぶつかった車は(当時はどこのメーカーか分からなかったけど)
マセラティのセダンで、フロント部分が完全に潰れていた。

粉々に割れたフロントガラスの奥には、ドライバーの顔が見えた。おっさんだった。
芸能人で例えるなら阿部寛に似ている。

そのおっさんが車から出てきた。サングラスに黒スーツ。
まるで映画に出てくるスパイみたいな格好だ。
変な緊張が走った。

おっさんは僕を見て一言。

「見るな。」


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