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「若返り薬」が動物臨床に成功、科学者が言う「見過ごせない成果」の人間への応用は慎重に進められる予定

 老齢なマウスに投与することで、肝機能を回復させスタミナを増強し、
体毛までフサフサにするなど劇的な若返り効果を実現する薬の開発に
オランダの科学者が成功し、研究成果が科学誌Cellで発表されました。
この薬が人間を若返らせることができるのかに注目が集まります。

Targeted Apoptosis of Senescent Cells Restores Tissue Homeostasis in
Response to Chemotoxicity and Aging: Cell
http://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(17)30246-5

Drug 'reverses' aging in animal tests - BBC News
http://www.bbc.com/news/health-39354628

(略)

 実験では人間の年齢で90歳に相当する高齢のネズミを使って
薬物投与が行われました。週に3回のペースで薬を与えられた高齢ネズミは、
肝機能が回復し、ケージに置かれた運動用の車輪で走る距離が薬物投与前に
比べて倍増したとのこと。さらに研究者らが予想していなかった、
「体毛がフサフサになる」という外観上の変化も現れ、
劇的な若返りに成功しています。



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