436 :ざんげの値打ちもない:2007/07/05(木) 15:16:56 ID:oe8yNljK0

実怖「ざんげの値打ちもない、1人カラオケでつきまとう不気味な女」
「ざんげの値打ちもない」履歴いっぱいに浮かぶ文字。こんな曲、俺は知らない。知らない曲がガンガンに鳴り響く中、あの不気味な女はドアにへばりつき――。
先日、地元のカラオケ店に一人で行った時の話。
カラオケの機種を選択した際、
希望の方じゃなければすぐに部屋に通せると言われたんだが、
やっぱりこっちが良いんで、と言うと、
15分くらい待ってもらうことになる、と言われた。
それで良いです、と了承して、便所に行った。
便所に入る前、何気なく、便所前の部屋をちょっとだけ覗いた。
大人数部屋に女がひとりで歌ってて、奇妙だった。
目線を感じたのか、 女がふとこっちに振り向いたから、
俺はやべ、と思って、目を合わせず、すぐに便所に入った。
便所から出て、受付に行くと、部屋が空きましたのでご案内します、と言われた。
15分くらい掛かるって言われたのに、ラッキーと思って、
渡された札の部屋に行くと、さっき覗いた便所前の大部屋だった。
この大部屋で一人で二時間歌うのかと思うと、何だか気が滅入る。
しかもついさっきまで、女が歌っていて・・・そういやあの女、会計場で
見なかったから、俺が用を足す内に歌い終えて、会計済ませて、
出てったのか?早ぇーなおい。
ていうか、店員が部屋一旦片付けて、
マイクやら何やらセットし直すのも早過ぎないか?と、何となく齟齬を
感じたけど、そん時はあんま深く考えなかった。