件阪神大震災

件(くだん)とは、19世紀前半頃から日本各地で知られる妖怪で、「件」(=人+牛)の文字通り、半人半牛の姿をした怪物です。各地で大きな震災の前後で目撃情報があり、実際に件から啓示を受けたといった話も聞きます。また、牛の頭に体は人身の姿をした「牛頭」という鬼も存在しますが、記者はその地獄の鬼「牛頭」を目撃したとか(おうまがタイムズ)
1
本来は地獄で亡者に罰を与える恐ろしい獄卒

まず、くだんについて軽く説明しておきたい。
くだんとは「件」と書く。
人という字と牛という字をあわせていることからも分かるように、要は人と牛の合いの子みたいなUMA(未確認生物)である。

なんでも、この国に天災や人災が間近に接近すると、普通の牝牛から、くだんが誕生するという。そしてくだんは、生まれてすぐに、なんと日本語で予言をするのだ。
生まれた瞬間に日本語を使いこなすんだから、くだんはきっと頭がいいんだろう。

しかし、そんな聡明なくだんは、予言をした後、ほどなくして氏ぬという。噂の範疇を出ないが、これまで流行り病や、干ばつなどを予言したほか、第二次世界大戦の前夜にも出現したとされている。
ただ、その姿は「牛の体に人間の頭を持つ」とあるので、僕の見たものとはルックスが違う。

一方で牛頭とはその名のとおり、牛の頭を持つ人である。僕が目撃したのはこっちだ。
牛頭とはそもそも、仏教の経典に登場する存在。地獄において亡者に罰を与えるという仕事に就いている牛頭人身の鬼だそうだ。

http://news.careerconnection.jp/?p=26560



【【予言】体は牛で頭は人間! 凶事を告げる魔物「件」阪神大震災前の神戸で目撃談も…】の続きを読む