
「ねぇ、見えた?見えたの?電車で子供の霊が俺を取り囲んで…」洒落にならない怖い話
アパートで一人暮らしをしている時、朝昼晩かまわず金縛りにあいまくっていた。ある日、電車にのってウトウトしているといつものように金縛りにあってしまったのだが、その後なんとか目だけを開けることができた俺の前には、薄気味の悪い子供たちが俺を囲むように立っていた――
大学時代、数年間だけアパートで一人暮らししたことがあったんだけど、
その時の俺は金縛りの全盛期というか二日か三日に一度は必ず金縛りにかかってた
それも朝昼晩、大学の講義中だろうが電車の中だろうが車の中だろうが、時間所かまわずかかってた
ある日、電車に乗ってウトウトしてると、金縛りの前兆がやってきて耳鳴りがしたかと思うと
ノイズが頭に響いて一気に体が硬直するいつもの金縛りにあった
金縛りの時って結構周りの音は聞こえてて、
若干難しいが目も少しだけ開けて周りを見ることができるんだよ
まあいつものことだし、人がいっぱいいる電車内なんで怖いものをみることも無いし、
解けるまでやり過ごすか~とか思ってた
すると、耳にざわざわ付いて離れないノイズと一緒に、
たぶん同じ車両の中にいるのであろう子どもの声が耳に入ってきた